2017年06月02日 06:33

KADOKAWAは、上橋菜穂子著「鹿の王」の文庫版全4巻を6月17日より2か月連続で発売する。

「鹿の王」は、2014年9月に上橋さんの「国際アンデル賞(作家賞)」受賞後第1作として発売し「2015年本屋大賞」と「第4回医療小説大賞」を受賞。さらに、全国の大型書店ベストセラーランキング第1位を続々と獲得し話題となった作品。この度の文庫化にあたり、各巻に豪華執筆陣の解説を収録。1巻・朝加昌良さん(紀伊國屋書店 京橋店)、2巻・夏川草介さん(作家・内科医)、3巻・西加奈子さん(作家)、4巻・瀧井朝世氏(ライター)の4名に本作の魅力をたっぷりと書き下ろした。

強大な帝国が他民族への侵略を繰り返す世界で、蔓延した謎の疫病。それは二百五十年前にひとつの国を滅ぼした、伝説の病「黒狼熱」だった。なぜ、古き疫病はよみがえったのか。ぜひ解説とあわせて楽しんでほしい。

第1巻・第2巻は、6月17日発売。各巻 本体640円+税。 第3巻・第4巻は、7月発売予定。各巻 本体640円+税となる。

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