2017年05月29日 11:08

セルリアンタワー東急ホテルは、メインキッチン所属の塚本治さんが、5月18日に開催された「第3回パテ・クルート世界選手権 アジア大会決勝2017」で優勝した。

「パテ・クルート」は、シャルキュトリ(食肉加工品全般の総称)の中でも人気のある冷製のひとつで、フランス料理の象徴的な古典料理として知られている。全ての行程で完璧な計算と技法が問われるため、料理人としての力量が測られる料理だ。今回の大会では36名のエントリーの中から12名のファイナリストが選考され、決勝大会の会場においては日仏グランシェフと有識者16人の審査員の厳しい目と舌で最終的な判定が下された。

塚本さんは、今大会で優勝することのみ目指して1年間日々研鑽を重ねた結果、パテのビジュアル、味、全体のバランスで高得点を獲得し、3回目の挑戦にて念願の初優勝を果たすことができた。12月4日には、フランス・タン=エルミタージュ県で開催される世界選手権にアジア代表として世界に挑む。

日本シャルキュトリ協会