2017年04月12日 11:30

住友商事、日産自動車および、鹿児島県薩摩川内市の3者は、薩摩半島の西約30キロメートルに位置する甑島(こしきしま)列島に属する上甑島(かみこしきしま)に電気自動車(EV)40台を導入、島民参加型のこしき島「みらいの島」共同プロジェクトを本格的に始動した。
本プロジェクトは、日産自動車の商用タイプEV「e-NV200」を上甑島に40台導入し、EVの特性を活かした活用例を利用者が発信するとともに、EVによる再生可能エネルギー導入拡大の可能性を検討するもの。
3者は本プロジェクトを通じて、地域に「再エネ」と「EV」を普及・定着させ、低炭素社会の実現につながる事業モデルの構築に取り組む。将来的には、みらいのエネルギーインフラを備えたこの「みらいの島」モデルを、甑島にとどまらず国内外に広く展開することを目指すとしている。