2017年04月07日 08:44

ファンケルは、顧客が商品を受け取る際の「不便さ」を解消し、配送を効率化する「置き場所指定お届け」サービスの取り組みを強化する。
「置き場所指定お届け」とは、不在時などに顧客が指定した場所(ガスメーターボックス、自転車のカゴなど)に商品を届けるサービス。仮に商品が紛失した場合でも改めて商品を送付する体制を取っており、他社に例のない独自の取り組みとなっている。1997年にサービスを開始して以降、顧客からも好評だ。不在時や応対が難しい時に商品を受け取れる利便性に加え、配送回数削減による環境負荷を減らす効果もある。
ファンケルでは、通販荷物の増加やドライバー不足などで社会問題となっている配送会社の労働環境の改善などにも寄与することを目的に、5月からホームページ上に利用案内ページを開設。電話注文受け付け時の告知も強化する。このサービスの利用者を増やすことで配送効率の向上を図っていく考えだ。