2017年03月03日 09:32

ソフトバンクは、電子回路が印刷された紙を筒のように丸めることで光る懐中電灯「PAPER TORCH(ペーパートーチ)」を、3月2日から50台限定で販売する。
「PAPER TORCH」は、アイデアや試作品の商品化を支援する消費者参加型プラットフォーム「+Style」と、デザインオフィス「nendo」と共同で取り組む、デザイン特化型IoT商品開発プラットフォーム「DoT.」発の製品第1弾。紙などに電子回路を印刷する「AgIC」の技術を活用して作られた、筒のように丸めることで光る懐中電灯だ。
紙に市松模様のデザインが施された電子回路を印刷し、紙の片面にはボタン電池2個とLED7個を、導電性のある接着剤で接着している。電流経路の距離が長いほど電気抵抗が大きくなり、短いほど小さくなることから、紙をゆったりと巻くと光が弱くなり、きつく巻くと光が強くなるなど紙の巻き方の加減により光の強さを調整できる。
価格は8000円(税抜)。