2025年07月02日 09:56

真庭観光局は、真庭SDGs学習「真庭市くらしの循環センター視察コース」の受け入れを開始した。
岡山県真庭市(SDGs未来都市)は、従来、廃棄物として焼却処理していた「生ごみ」と、水処理していた「し尿」「浄化槽汚泥」を資源として再生させ、ごみ処理コストの削減と循環型の暮らしの実現を目指している。暮らしの中から出る有機性のごみを肥料とエネルギーに再生する最新の資源化施設「真庭市くらしの循環センター(愛称まにくるーん)」を稼働させた。
真庭市は2018年にSDGs未来都市に選定され、木質バイオマス発電を筆頭に先進的な取り組みが注目を集め、全国から多くの人が視察に来ている。真庭観光局では、市内のSDGsの取組みを短期間で学べる・体験できる「SDGs学習コース」をプログラム化。1月より真庭市くらしの循環センターの見学・バイオ液肥濃縮施設見学(オプション)を含む「真庭市くらしの循環センター視察コース」の受け入れを開始した。
見学では、「生ごみなどの資源化の取組み説明」と「生ごみ等資源化施設(真庭市くらしの循環センター)」の施設見学がセットになっており、オプションで「バイオ液肥濃縮施設」の見学も追加可能。実際の作業現場を見ながら学んでもらうことができる。また、実際に製造されたバイオ液肥を利用している農場での農業体験がセットとなっている「バイオ液肥を作る生ごみ等資源化コース」では、収穫した野菜をお土産として持ち帰ることができる。子どもから大人まで、循環型の暮らしが学べる内容となっている。