2025年07月02日 10:01

日本エイジェントは、3月に新子会社「wagaya Japan株式会社」を設立した。
日本では少子高齢化が進む中、労働力不足が深刻な課題となっており、外国人材の受け入れ拡大は今や社会全体の持続可能性に関わる重要テーマ。一方で、多くの外国人が「言語の壁」「住宅探しの困難」「就労機会の偏り」など、生活と労働の両面で多くの障壁に直面している。特に地方都市では、受け入れ体制の整備が十分でない地域も少なくない。こうした現状を受け、wagaya Japanは「不動産」と「人材」を軸に、外国人が日本で安心して働き、暮らすためのサポート体制を構築することを目的に設立された。すでに多くの地域で課題とされている「住まい」と「職」のミスマッチを一体的に解決することを目指す。
不動産サービス(継続)「wagaya Japan」は、「日本の住まいをもっとグローバルに」をコンセプトに、日本最大級の外国人向け不動産ポータルサイトの運営や、不動産会社向けの多言語顧客管理システムの開発・提供など、外国人の日本での部屋さがしをサポートする様々な多言語サービスを提供している。人材サービス(新規)「wagaya Jobs」は、労働力不足に直面する日本企業と、即戦力となる特定技能・高度外国人材のマッチングを実現。初めて外国人材を受け入れる企業、そして日本での生活にまだ慣れていない外国人材の双方に対し、就労・定着・生活支援を一貫して提供する。