2017年01月16日 15:28

キヤノンは、表面反射状態を評価する4つの指標「光沢度、曇り度、写像性、BRDF」を1つで同時に測定できる、ハンディーサイズの測定器「表面反射アナライザー RA-532H」を、4月上旬より発売する。

4つの光沢指標を1つの測定器で同時に測定できることにより、検査項目による装置の使い分けや検査回数の削減が可能となり、品質評価・検査の現場での利便性と作業効率も向上。目視で見ていた指標をデジタルデータで数値化・画像化できることで、従事する人の経験や能力にかかわらず判定結果を均一にし、品質の向上にも寄与する。

さらに本体の大きさは約143.5(幅)×57.3(奥行き)×60(高さ)mm、質量は約350gと軽量かつハンディーサイズで、内蔵バッテリーで駆動するため、検査時の取り回しが容易。外部の検査機関に測定を委託することも多いBRDFの測定を自社で行うことが可能となるため、時間とコストの大幅な削減が可能になる。