2017年01月06日 10:18

おにぎり協会は、デビューから10年以内の品種から注目の9品種を選定し「おにぎり向きのコメ」かを8つの評価項目で評価する「おにぎり食味会」を、2016年12月4日に実施した。

「おにぎり食味会」では、おにぎり向きのコメかを判断するため、「食味」「食感」など8つの評価項目を設定。今回調査で最も評価が高かったのは山形県産「つや姫」(合計97点)で、この品種の特長でもある「粒感」や、おにぎりで重要な要素とされる「包容力」「冷めて旨い」の3要素でトップ評価。コメそのものが持つポテンシャルを審査員全員が高く評価した。

2位は、岩手県産「銀河のしずく」(合計91点)。ごはんの状態よりも、おにぎりにした時に力を発揮する銘柄として選ばれた。次いで3位は、北海道産「ゆめぴりか」(合計87点)。おにぎりで最も重要な「冷めて旨い」でトップ評価。「個性的な銘柄ゆえ、おにぎりにすると好みが分かれる」といった意見も聞かれた。

おにぎり協会