2017年01月06日 10:15

YKK APは、国土交通大臣認定防火設備の「防火窓Gシリーズ」に、業界初で耐熱強化ガラスを採用した「耐熱強化複層ガラス仕様」を新たに追加し、1月10日から全国発売する。

現状、国土交通大臣認定防火設備の「防火窓」では、網入りガラスの使用が一般的だ。そのため、特に透明ガラスにおいては、窓から屋外の景色を眺める際に「網」が視界を妨げ、眺望性を損ねてしまう点が課題だった。

そこでYKK APは、防火機能を有し、かつ、「網」のない耐熱強化複層ガラス(Low-E)を採用した「防火窓」を開発し、国土交通大臣認定防火設備の認定を取得した。これにより、都市部に多く分布する防火/準防火地域の住宅においても、生活者に窓からのクリアな視界を提供することが可能となる。今回は、「アルミ複層タイプ」のみならず、断熱性の高い「アルミ樹脂複合タイプ」にも「耐熱強化複層ガラス仕様」を設定。伸張している住宅の高断熱化にも寄与する。

YKK AP