2016年12月16日 11:08

エクスペディア・ジャパンは、毎年恒例の有給休暇の国際比較調査を実施。世界28カ国18歳以上の有職者男女計9424名を対象とした2016年の結果を発表した。

調査によると、有給休暇取得の義務化など法改正の話題も出ている日本が、今年は3年ぶりに世界で最下位の有休消化率という結果になった。2013年以降回復を見せていた日本だったが、昨年の60%を10%も下回り、そして2014年、2015年ワーストであった韓国を3%下回り世界最下位に返り咲くこととなった。

一方で、日本人は有休消化率が世界一低いにも関わらず、「休みが不足している」と感じる人は約3割と、世界一休みを欲しがっていないことがわかった。ちなみに、休み不足と感じる人が最も多かったスペインは、30日も付与されている上に有休消化率は100%なのだが、現状の支給日数にも満足していないようだ。

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