2016年11月25日 16:42

東急電鉄が2015年9月から着手している、戸越銀座駅のリニューアル「木になるリニューアル」が、12月11日に竣工する。また同日、竣工を記念したセレモニー「TOGOSHI GINZA RENEWAL -想いをつなぐ-」を、戸越銀座商店街連合会と連携して実施する。

今回のリニューアルでは、開業から約90年の年月を刻んだ戸越銀座駅の木造駅舎の趣を継承した改修工事を実施。東京都内で生産される多摩産材をふんだんに使用し、環境に配慮しながら駅舎の内外装をリニューアルしたほか、ホーム屋根の建替えと延伸、男女トイレの建替えや出入口のバリアフリー化などを実施した。また、地域住民とともに製作した木製ベンチや、今回新たに製作した駅シンボルマークやのれんも設置。

竣工セレモニーでは、竣工式典の開催のほか、戸越銀座駅の旧ホーム屋根の木材を使用した記念グッズの抽選会や、クリスマスリース製作などのワークショップを含む「多摩の森の勉強会」などを開催し、地域と一体となってまちを盛り上げる。