2016年09月16日 08:43

東京急行電鉄は、駅構内の様子を配信する「駅視-vision(エキシビジョン)」について、10月上旬から、二子玉川や武蔵小杉をはじめとする東急線60駅で正式に開始する。
本サービスは、日立製作所が開発した画像データ加工技術を活用し、駅構内カメラから取得し加工処理を行った画像を、スマートフォン向け「東急線アプリ」およびイッツ・コミュニケーションズとケーブルテレビ品川が提供するテレビ自動お知らせサービス「テレビ・プッシュ」に配信するもの。
大幅な遅延を伴う運行支障発生時に、駅の混雑状況などを、利用者に視覚的に、かつタイムリーに確認してもらうことで、乗車の見合わせや迂回ルートの選択など、行動判断の一助としてもらい、利用者の負担感の軽減や、東急線のさらなる安全性向上を図る。
対象駅は、2018年度初頭までに東急線全駅(こどもの国線、世田谷線を除く)に拡大する予定。