2016年08月25日 09:00

KADOKAWAは、椰月(やづき)美智子さん著「明日の食卓」を8月31日に発売する。

それぞれ静岡、神奈川、大阪で暮らし、「石橋」という名字を持つ3人の母親たち。何の関係もない彼女らに共通するのは、「ユウ」という名前の小学校三年生の息子を育てていること。幸せだったはずの家庭が、些細なことがきっかけで崩れはじめる。無意識に子どもに向いてしまう苛立ち。3つの石橋家の行き着く果ては……。

実際に小学生の男の子2人を持つ著者自身の体験を元に、我が子を愛おしく思う一方、孤軍奮闘しつつも追いつめられていく母親の姿が圧倒的なリアリティで描かれている。どの家庭でも日常の一歩先に起こりうる衝撃の結末に、思わず考えさせられるはず。

作品特設サイトもオープンし、冒頭約40ページ分の試し読みや、作品の詳細、著者の作品に込めた思いなど、充実のコンテンツを閲覧できる。

価格は1600円(税抜)。

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