2016年08月05日 16:04

全国石製品協同組合は、お盆の時期を迎え、お墓参りの習慣に変化があるのか、 お墓参りについての実態を把握するために、全国40代~70代以上・男女1024名を対象に「お墓参りに関するアンケート調査」を実施した。

年代別では、年代が上がるにつれお墓参りの回数が増える傾向にあり、60代では、71.6%、70代では81.4%が年2回以上お墓参りへ行くという結果が出ている。また40代でも60%弱が年2回以上のお墓参りをしている。

墓参の時期をたずねたところお墓参りへ行く「時期」で最も多かったのが、「お盆休み」という回答が最も多く、 お墓参りに行く人1024名中、 約7割(718名)の人がお盆休みと回答した。

昨今、「墓離れ」「墓じまい」など、供養への関心が薄れつつあるのでないかと思わせる言葉が使われることがあるが、 今回のアンケート結果を見る限り、墓参の割合、頻度、墓参時期、年代別にみても、お墓や供養、時節行事を大切にする習慣や文化が依然として継承されていることがうかがえた。