2016年07月13日 08:46

宝島社は、「まんがでわかる」シリーズより「まんがでわかるニーチェ」を7月15日に発売する。

ニーチェは結核を患い40代半ばにしてトリノで昏倒し、精神を病む。傍から見れば決して恵まれているとはいえない状況だが、それでもニーチェは「運命を愛せよ」と説いている。幸せかどうかは今の自分を肯定することにある、そういうメッセージを発しているニーチェの哲学は「生きづらさ」を抱える現代人の針路になるものだ。誌面では、「ニーチェの教え」が身近な問題や悩みにどう役立つかということを考えてストーリーを展開している。

「まんがでわかる」シリーズは、哲学や経済などの名著をわかりやすく漫画化し、解説を添えたビジネス書。「まんがでわかる」シリーズのヒットの要因に、単なる名著のコミカライズではなく、男性読者がメインだったビジネス書の分野で、女性読者をターゲットにし、徹底した女性読者に向けた企画づくりを行った点にある。