2016年07月12日 09:36

國學院大學は、8月3日、日本の伝統「浮世絵」に、一般の人や外国人が直接触れて学べる機会として、「体感!浮世絵摺り実演・体験会」を、学術メディアセンター1階・多目的ホールにて行う。

当日は、葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の版木を用意。専門家による摺り実演の後、参加者一人につき、アウトライン一色の摺り体験をしてもらう。完成した版画は、参加の記念に持ち帰ることができる。3回目の開催となる今回は、外国人来館者サービス充実策の一環として、英語通訳を交えた「外国人向け」の回を新設。江戸時代の浮世絵の名作に直接触れることができる貴重な場を、海外の人に向けても積極的に提供する。また、当日は「夕涼み浮世絵講座 怖い浮世絵 涼しい浮世絵」を同時開催。

これらの催しは、國學院大學博物館や渋谷区をはじめ、周辺の自治体・文化施設等と連携し、2014年より展開する文化庁支援事業「東京・渋谷から日本の文化を発信するミュージアム連携事業」の一環として実施される。