2016年07月07日 08:54

DISCOは、2017年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、就職活動に関する調査を行った。

2017年卒業予定者の採用面接が正式に解禁されてから1カ月が経過し、就職採用戦線は大きな山を越えた。7月1日現在のキャリタス就活・学生モニターの就職活動状況について調査を行ったところ、内定率は8割に迫る高水準をマークした。ただし、前年の同じタイミング、選考解禁1カ月後の9月実績(82.3%)と比較すると、やや下回る。

内定取得学生のうち就職先を決めて就職活動を終了した者の割合は72.9%。6月調査では30.7%だったのが、大きく増加しており、本命企業の選考結果が出たことで活動を終える学生が増えたようだ。一方で、「内定を得たが就職活動を継続」と「内定なし」を足し合わせた「就活継続者」は38.1%。就職戦線は、大手企業の夏採用や中堅中小企業を主軸に第2ラウンドへと移っている。