2016年06月22日 08:36

上間商店は、沖縄闘牛肉を使った「闘牛カレー」を開発、6月中旬より沖縄県内の道の駅・飲食店にて販売を開始した。
沖縄では、戦前から娯楽として闘牛が親しまれており、今も定期的に大会が開催されている。通常、闘牛は闘争心を失った場合や10歳前後まで年を重ねた時に引退となる。引退した闘牛は、これまでほとんどが関係者の間だけで売買され、滋味深い味わいの牛肉として地元でひっそりと愛されてきた。
上間商店では、沖縄闘牛PRプロジェクトの1つとして、また牛主からの引退闘牛の有効活用を望む声を受け、「闘牛カレー」の製造を企画。牛主から適正価格で闘牛肉を定期的に仕入れることで、次の闘牛購入資金となり、沖縄闘牛の増加につながることを期待している。
闘牛の肉質は、余分な脂肪分がつかず赤身が多いのが特徴。これまで闘牛関係者しか食べられなかった「幻の牛肉」を家庭で味わえる商品だ。1箱に1枚「闘牛カード」入り。
価格は1250円(税込)。