2016年05月17日 08:07

欧州連合(EU)とユニセフ(国連児童基金)は、緊急事態の影響を受ける子どもたちに対する教育の重要性を強調するため、「#EmergencyLessons」キャンペーンを開始した。

この啓発キャンペーンは、ソーシャルメディア主導で行われる。欧州で暮らす2000万の人々、特にギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、スロベニア、スロバキア、英国の25歳以下の若者にリーチすることを目指している。緊急時下で教育を受けられない何百万人もの子どもや若者たちに代わって、声を挙げようと呼びかける。

キャンペーンでは、ギニア、イラク、ネパール、ウクライナなどの緊急事態下にある国々で生きる子どもたちの実際の体験を発信。これから7カ月の間、子どもたちのストーリーは、ソーシャルメディア上でハッシュタグ「#EmergencyLessons」をつけて投稿され、ヨーロッパの人々の間でこの問題に対する関心や理解、支援を促進する。

日本ユニセフ協会