2015年10月21日 13:28

10月20日、「マルトク 特別協力者 警視庁公安部外事二課」が発売された。
この「小説」が、日本人がアジア某国で相次いで拘束された「あの事件」と、登場人物の一人の背景・設定が酷似しているという。
執筆したのは、現役のニュース記者であるTBSの竹内明さん。「ハム担」つまり公安担当を務め、また米国特派員として9・11米同時多発テロ直後の米国情勢について、CIAやFBIへの取材を重ねてきた、現役キャスター。
「マルトク」は、警視庁公安部の元エースでありながら、上層部に潜む「敵」の存在に気づき、組織を追われた男を主人公に描かれる、スパイ・ハンティング・ミステリ。私たちが普段、何気なく平穏に暮らしている日本で、実際に公安警察が行っている尾行や監視の場面が詳述され、私たちの目の前で公安の諜報戦が展開されているのだと実感させられる点も新しい。
「マルトク特別協力者警視庁公安部外事二課ソトニ」は、10月20日発売。定価1500円(税別)となる。