2015年09月29日 14:30

加島美術は、美術品の展示販売イベント「美祭 -BISAI-」を、東京・京橋の自社ギャラリーで開催する。
今回の企画で特に注目すべきは、奇想の画家として再発見されて以来、ますます人気の高まる伊藤若冲や河鍋暁斎らの作品。そのほか日本を代表する文豪・夏目漱石の筆による優品や、尾形乾山ら琳派の傑作など、美術館で観賞する機会こそあれ、購入が可能な状態で向き合うことは滅多にない逸品が揃う。
また関連イベントとして、若林覚さん(練馬区立美術館館長、元サントリー美術館副館長)による講演会を開催する。さらに期間中、ギャラリーの一角に「チャリティー入札コーナー」を設置。収益金の一部は全国の国公私立美術館が加盟する「全国美術館会議」を通じ、東日本大震災の被災地における美術館支援・美術品修復などに充てられる。
開催期間は10月10日~21日。詳しくは特設ページへ。