2025年10月30日 18:10

町田市とアジラは、10月1日に覚書を締結。町田ターミナルプラザで町田市トライアル発注認定を受けた「AI Security asilla」及び「asilla BIZ」による安全対策の強化及び人流解析の実証実験を開始した。
「AI Security asilla」は、既存の防犯カメラ映像をAIが解析し、異常行動(暴力、転倒、侵入など)や、注意行動(徘徊、混雑、体調不良など)をリアルタイムで検知するシステム。また「asilla BIZ」は既存の防犯カメラ映像をそのまま活用し、施設内の人数カウントや混雑状況、属性情報などの人流データをリアルタイムで可視化する人流解析プラットフォーム。
実証実験では、町田ターミナルプラザ2階に設置されている防犯カメラ8基にアジラのシステムを搭載。事故の発生を行動検知により発見しアラーム等で知らせることで、施設の安全度の向上や警備員の負担軽減が図れるか確認する。また、町田ターミナルプラザ市民広場や飲食店舗街の利用実態を把握。さらに、市営原町田一丁目駐車場の閉鎖前後の人流解析を行い、今後見込まれる再開発事業の基礎データを収集する。
実証実験の目的は、施設内で発生した犯罪・事故などを即時発見し、迅速な対応につなげるなど誰もが安全・安心に暮らせる環境を構築すること。また、施設の人の流れを「見える化」し、効率的な施設運営や今後のまちづくりに活用する。期間は10月1日~2026年9月30日(1年間)。









