2025年10月30日 16:02

ロイヤルホテルは、サステナビリティ活動の一環として、環境省が推奨する食品ロス削減の取り組み「mottECO(モッテコ)」をリーガロイヤルホテルズの一部対象ホテルで11月1日より開始する。この取り組みでは、レストランで食べきれなかった料理の持ち帰りを希望する人が、自己責任のもと有償で提供する専用容器に移し替え、自宅に持ち帰ることができ、それにより食品ロスの削減を目指す。

日本では、食べられるにも関らず廃棄される「食品ロス」が年間464万トン発生しており、そのうち事業系食品ロスは231万トン発生している。

これまでもロイヤルホテルでは、食品ロス削減の取り組みとして、食品ロスを減らすレシピの工夫やポスター・パンフレットによる「3010運動」の啓蒙活動を実施。また、食品残さのたい肥化、廃食油を持続可能な航空燃料(SAF)の原料として提供するなど、食の循環やリサイクルに取り組んできた。

「mottECO」は、食品ロス削減のための取り組みの1つで、飲食店などで食べきれなかった料理を、利用者が自己責任で持ち帰ることを推奨するもの。今回の「mottECO」導入を通じて、食品ロス削減に向けた取り組みをさらに強化し、持続可能な社会の実現に貢献していく。

リーガロイヤルホテルズでの「mottECO」導入は11月1日から開始。なお夏季(6月~9月)は休止する。