2025年10月30日 12:39

SUS(エスユウエス)は、新時代の4R建築、アルミ製ユニットハウス「t2-01」(ティーツーゼロワン)を開発。11月4日より販売を開始する。

「t2-01」は、柱や梁、屋根といった主要構造部材に、自社鋳造工場で製造した再生アルミを採用している。廃棄物の発生を抑制し、資源の循環利用を促進する3R(Reduce、Reuse、Recycle)に、美観と性能を長期間維持する「Remain」という独自の観点をプラスした。

また、ボルトやビスで組み上げる機械式接合で、暴風雨にも耐える高い防水性能を確保。改修時には部品単位での分解・再構築が可能で、廃棄物の処分費用や再利用時の環境負荷削減に貢献する。さらに、建物としての役目を終えたアルミ部材は、資源として再利用。同社の鋳造工場で再生アルミとして生まれ変わり、再び「t2-01」の主要構造部材として活躍する。従来の建築材料では困難であった4Rをアルミの力で実現し、持続可能な社会に貢献する、新時代のユニット建築となっている。

用途に応じ、フレキシブルにカスタマイズも可能。単身者向けのワンルーム住居としてはもちろん、ワークスペースや宿泊施設、可動式のポップアップ店舗、コンテナ型データセンターに至るまで、B to BやB to Cを問わず、幅広いシーンで利用できる。

1200mm×1200mmを基本グリッドとした構造で、2400mm×6000mmユニットの販売価格は1000万円(施工費込み、消費税・各種オプション費用別)を予定。