2025年10月17日 15:51

イオン環境財団は、10月24日、愛媛県の西予市立城川小学校に再生可能エネルギーに関する学びを支援することを目的に、太陽光発電システムおよび環境教本を寄贈する。
当財団は2009年より、小中学校を対象に、国内では、福岡県大牟田市、埼玉県伊那町など16校、海外では、中国 武漢市、ベトナム ホーチミン市など40校、環境教育支援として太陽光発電システムを寄贈しており、寄贈先はこれまでに合計56校になる。
今回寄贈する城川小学校のある西予市は、愛媛県の南西部に位置し東西に長く、西はリアス式海岸の宇和海、東は四国カルストを含む山地で高知県と境を接している。その標高差は1400メートルで、盆地やV字谷など多様な地形が形成されており、2013年に「四国西予ジオパーク」として認定された。当財団は2022年より日本ジオパークネットワークと提携し、地域の地形や自然環境を活かした環境教育の推進にも取り組んでいる。
城川小学校では、3、4年生はジオパークについて学習し、5年生は近くの棚田(棚田百選選定地)について学ぶなど環境教育に力を入れている。当財団は、同校へ太陽光発電システムを設置し、また、地球温暖化や太陽光発電の仕組みについて学び、生徒が自分にできることを考え行動につなげることを目的とした教本を提供。それにより、再生可能エネルギー活用の啓発および環境保全への理解がさらに深まることを目指している。