2025年10月02日 19:06

東京都は、ディープテック・イノベーション拠点推進事業において、イノベーション拠点の推進に取り組む民間事業者を採択した。
東京都では、スタートアップのグローバルな活躍に向け、TIBを結節点として、事業会社や投資家などスタートアップを取り巻く支援者たちの一大プラットフォームを構築し様々な取組を展開している。東京・日本のエコシステムをさらに強化していくには、世界での大きな成長が期待されるディープテック領域のスタートアップ育成が重要であり、都は、TIBのネットワークや機能を活用しながら、ウェットラボなどディープテック・スタートアップへの支援機能を備えたイノベーションの拠点の形成を推進している。こうしたイノベーション拠点形成に取り組む民間事業者を6月に公募し、審査の結果、今回1組を採択した。
採択事業者は、代表事業者:BioLabs Shinkiba、共同事業者:三井不動産。拠点の概要は、「三井リンクラボ新木場2」内にウェットラボなどの機能を備えたスタートアップ向けのインキュベーション拠点(約1500㎡)を整備する。主にライフサイエンス分野における国内外のディープテック・スタートアップを対象に、BioLabsのノウハウを活かした支援プログラムを提供し、グローバルな拠点形成を目指す。