2025年09月25日 09:43

TENHOは、マーヴェリックおよびデジタルシティと連携し、全国の自治体を対象とした「AI人材専門家派遣サービス」の提供を開始した。
総務省が自治体におけるCAIO(最高AI責任者)の設置と補佐人材の確保を推進する一方、多くの自治体、特に中小規模の自治体ではAI導入が進んでいない実状がある。最大の要因は、専門人材の確保の難しさ。行政業務に精通し、かつAIを使いこなせる人材は非常に希少であり、採用は困難を極める。また、仮にツールを導入できても「現場で使われない」「業務に定着しない」といった課題も多い。
TENHOは、これまで自治体を含む数多くのAI研修を通じて、「AIを教える」のではなく「AIで何ができるかを共に考え、実践する」人材育成を強みとしてきた。この「現場での育成・定着化」のノウハウと、マーヴェリック社の行政領域とAIの専門的な知識と、デジタルシティ社の多様な企業のDXコンサルティングを行った実績に基づく課題解決力を組み合わせて、自治体のAI活用を新たなステージへ引き上げる。
本サービスでは、自治体に対してCAIO補佐官の立場で専門家を派遣し、AI活用の計画策定から導入支援、そして運用・定着化のフォローまでを包括的に伴走支援する。主な支援内容は、課題ヒアリング/現状分析、AI活用方針策定、専門家のマッチング・派遣・導入支援(PoC~本格導入)、現場定着化支援、ナレッジ移転、複数自治体共同活用によるコスト適正化。
サービス開始を記念し、初回相談・ヒアリングを無料で実施。