東日印刷（TONICHI）のロケ地提供サービス「Tロケ」は、「東京ドイツ村」と仲介ロケ地契約を締結し、9月16日にTロケサイトに情報を公開した。

東京ドイツ村は、ドイツの田園風景をイメージした自然体験型のテーマパークで、千葉県袖ケ浦市の丘陵地に位置し、東京ドーム約19個分の広さを誇る。園内は車で移動でき、各エリアを巡りながら広大な風景を楽しめるのが特徴。園内には四季折々の花々が彩る花畑や芝生広場をはじめ、アトラクション施設や飲食、お土産などのショップを併設。冬は大規模なイルミネーションが輝き、年間を通して美しい風景が展開される。

東京ドイツ村はこれまでも独自でロケを受け入れ、特にバラエティ番組で高い評価を得てきた。芝生での大規模な穴掘り、池への飛び込み、資材置き場での火気使用など、テーマパークとしては珍しい柔軟な対応が話題を呼び、「バラエティの聖地」とも呼ばれている。一方で、ドラマやCMなどでの利用はまだ少なく、実績豊富なTロケへの登録を通じて、より幅広い撮影案件に対応したいとの要望が寄せられた。

この登録により、東京ドイツ村ではTロケスタッフが問い合わせ対応から調整、当日の撮影立ち合いまでトータルでサポートすることが可能となる。さらに、映像制作会社やロケコーディーネーターの意図や演出プランに応じて、追加が必要となった場合も最適なロケ地を紹介できる。