2025年09月11日 19:00

中日臨海バスは、セーフィーが提供・開発するエッジAIカメラ「Safie One(セーフィー ワン)」を導入。営業所内で「遠隔点呼」を取り入れ、バス運転手や運行管理者の稼働時間を削減した。
中日臨海バスの品川シーサイド営業所では、毎日35台のバスが稼働している。運転手の安心・安全な運行のため労務環境の改善や業務効率化を進める中で、朝の通勤時間帯に出庫が集中、運行管理者が1名体制では車庫間の移動により運転手を待たせてしまう懸念があった。そこで、運行管理者の負担を減らす「遠隔点呼」に着目、「Safie One」と東海電子の「e点呼PRO」を連携して活用している。
A車庫の運行管理者が、離れたB車庫にいる運転手と遠隔点呼を行う際には、滑らかな映像で運転手の様子を確認しつつ、クリアな音声で健康状態のヒアリングや当日の天候・道路状況を共有。さらに、アルコールチェックも「e点呼PRO」と連携することで、結果を即時に確認できるようになった。これにより、運行管理者の移動の手間や運転手の出庫待ち時間が平日1日あたり平均8時間削減し、他の業務に時間を充てることが可能になった。
クラウド録画サービス「Safie」は、映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や業務効率化、更には映像解析による異常検知・予測など様々なソリューションとして提供されてきた。物流・運輸業界の現場でも、映像データを活用したDXを推進している。
導入事例ページにて詳細を公開中。