2025年09月11日 15:49

サービス業の職場マネジメントツール「はたLuckアプリ」を提供するHATALUCKは、サービス業の店長175名を対象にした「マネジメント業務の実態調査」を行った。その結果、約6割が課題に感じている「スタッフの指導・育成」において、時間を割いている一方、十分には取り組めていないといったジレンマに陥っている実態が明らかになった。

まず、理想の店長像とのギャップに関する調査では、「非常に感じる(22.3%)」「感じる(36.0%)」と、約6割の店長がギャップを感じていると回答した。

店長が最も時間を使っている業務は「接客・現場オペレーション(73%)」であり、プレイングマネジャー化している現状がうかがえる。取り組めていない業務のトップは「スタッフの指導・育成(32%)」、次いで「スタッフのモチベーション向上(22%)」。スタッフのマネジメントにまつわる業務がおよそ半数を占めており、その理由は「他の定常業務で手一杯だから(71%)」となった。

また、店長が課題に思うマネジメント業務のトップは、「売上目標の達成(45.1%)」を上回って、「スタッフの指導・育成(60%)」だった。さらに、外部環境に対する課題のトップは、「慢性的な人材不足(75%)」、次いで「スタッフとの価値観の違い(48%)」。

そのような中で、店長が学びたいスキルのトップは「マネジメント(63%)」と、店長個人のマネジメントへの意欲は高いことが分かった。