2025年09月08日 15:38

クレジットカード等のタッチ決済による乗車サービスの実証実験について、9月10日から利用可能駅を55駅に拡大する。これにより都営地下鉄全106駅中55駅でタッチ決済による乗車サービスの利用が可能となる。
本実験は、昨年12月に都営地下鉄浅草線、大江戸線の26駅で開始された、三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera(ステラ)transit(トランジット)」を活用したもの。決済ブランドは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。
タッチ決済は、国内外で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法。対応の端末にタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、同カードが設定されたスマートフォン等をタッチするだけ。サインも暗証番号の入力も不要で、スピーディーかつ安全・安心に支払いが完了する。
利用できる店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、商業施設等の店舗だけでなく、公共交通機関への導入も進むなど、日常生活における利用シーンがますます拡大している。
今後、東京都交通局では、今年度内に都営地下鉄全駅への拡大を予定。キャッシュレス化の促進や交通系ICカードを保有していない外国人旅行者等、誰もが利用しやすい都営地下鉄の実現に向け、タッチ決済導入に向けた準備を推進していく。