2025年09月02日 09:38

PLiBOT(プライボット)は、ロボットによる自動搬送における連携問題を解消する設備・ロボット統合管理ソフトウェア「PLiBOT Gen.2」の販売を9月1日より開始する。

PLiBOTは、2022年8月にスーパーゼネコンの大林組からスピンアウトした、AMRに関するソフトウェアの開発・販売およびAMRの輸入販売を行うインテグレータ。

昨今、社会問題となっている工場・倉庫等における人手不足・効率化の解決策としてAMR(Autonomous Mobile Robot:自律移動ロボット)による自動搬送が注目されている。しかしながら、異なるメーカー製AMRやエレベーター・シャッターなどの建物設備との連携ができないため、大幅な改善とはならないケースが目立っていた。それらの問題点を解消するために、設立以来、人とロボットをつなぐプラットフォームとして多くの顧客に利用されてきた「PLiBOT WRCS」を大幅に刷新し、設備・ロボット統合管理ソフトウェア「PLiBOT Gen.2」を開発、販売を開始した。

今回のアップデートでは、国際的に広く利用されている標準規格との互換性を高め、さらに異なるメーカーの自律走行ロボットを共通マップ上で統合できる機能を搭載。より柔軟で拡張性のある運用が可能になった。9月10日より東京ビッグサイトにて開催される「国際物流総合展 2025 第4回 INNOVATION EXPO」の同社ブース(ブース番号:5-904)にて「PLiBOT Gen.2」の展示およびプレゼンテーションを行う予定だ。

発売日は9月1日。

PLiBOT