2025年09月01日 12:00

テクノブレイブは、ドローン運航をトータルで支えるクラウドサービス「SORA GATE」を9月1日に正式リリースした。
ドローンの社会実装は急速に進み、測量・点検・物流・防災・農業など幅広い分野で活用されている。しかし現場では依然として、「日誌はExcelや紙」「インシデントはメールで報告」「保険証書は別フォルダ」「機体の有効期限は担当者の頭の中」といったバラバラの管理が当たり前になっている。これらは、業務効率の低下だけでなく、情報の漏れや安全リスクにつながり、特に複数人が関わる運航では重大な課題となっている。「SORA GATE」は、こうした課題を解決するために開発されたクラウドプラットフォームだ。
「SORA GATE」が解決することは、フライトブリーフィング(天候・飛行空域・リスクを踏まえた事前計画をクラウド上で作成)、インシデント管理(飛行中のトラブルやヒヤリハットを即時に記録し、ステータス管理まで一元化)、飛行日誌管理(国土交通省が定める様式1〜3に準拠した飛行日誌を簡単に作成可能)、チーム共有機能(飛行ログ、ブリーフィング資料、インシデント情報、飛行ノートをクラウドで一元共有)、保険・機体の有効期限管理(契約中の保険証書や機体の登録状況を登録すると、期限を自動で通知)、DIPS連携(国土交通省のDIPSシステムと連携)、天候情報の提供(高度180メートルまでの風速情報を提供)。これらの情報は、「いつ」「誰が」「何をしたか」といったチームの活動履歴を、ダッシュボードで直感的に確認できる。