2025年08月04日 16:15

オンワードコーポレートデザインは、ANAホールディングスとの共同アップサイクルの取り組み第2弾として、廃棄対象のシートカバーから「ANA特製パッチワーククッション」を製作した。

第1弾のルームシューズは、予約抽選倍率が最大52倍と大好評となった。第2弾となる今回は、第1弾のルームシューズ製作過程でシートカバーから型を切り抜いた後に残った「端切れ」を再活用した「ANA特製パッチワーククッション」。8月4日17時から販売する。

飛行機の部品の一つでもあるシートカバーは、安全を守るため厳格な管理のもと生産・維持管理されており、一定の基準により定期的にクリーニングおよび交換が行われている。そのため廃棄対象になるシートカバーの活用方法として、ANA社員による発案で2022年11月にルームシューズを製作した。

このたびは、小さな「端切れ」から余すことなく正方形を切り出し、職人がその1枚1枚を丁寧に縫い合わせ、パッチワーククッションを製作。これにより、廃棄対象となるシートカバー1枚の中から、約85%をルームシューズやパッチワーククッションにアップサイクルして製品化することを実現した(※シートの形状・パーツによってアップサイクルできる量は異なる)。パッチワーククッションの裏地には、普通席とプレミアムシートを仕切るために使用されていた客室のギャレーのカーテンを採用している。価格は1個1万5000円(税込・送料込)。詳しくはこちら