2025年08月01日 19:00

UPDATERは、太陽光発電所の区画をインターネット上で借りて自宅の電気として利用できる個人向けサービス「ピーパ(クラウド型ソーラー発電)」の第3弾として、世田谷区内でのプロジェクト「世田谷ピーパ(仮称)」を今秋より提供開始する。
同社は、ソーシャル・アップデート・カンパニーとして、法人・個人向けにSXサービスを提供する。独自の特許ブロックチェーン技術を活用し、世界で初めて電力トレーサビリティを商用化した再エネ事業「みんな電力」は、国内トップクラスのプラットフォームとなっている。
「ピーパ」は遠隔地の太陽光パネルを区画ごとに月額料金で契約して、発電した電気を自宅の電気として利用する個人向けのサービス。マンション在住など、自宅にソーラーパネルを設置できない人も気軽に発電した電気を利用できる仕組みだ。今回のピーパは第1弾の静岡県伊豆の国市(関東エリア)、第2弾の静岡県浜松市(中部エリア)に続く、ピーパ第3弾の取り組みとなる。
今回のプロジェクトでは、廃校を活用して発電所を整備し、首都圏の商業施設で使用されていたリユースパネルを利用することで資源循環を実現している。さらに、ブロックチェーン技術を用いて、個人が発電所の区画をクラウド上で契約できる「ピーパ」の仕組みを利用し、世田谷区民への優先提供を行うことで、エネルギーの地産地消も目指す。
提供形態は月額サブスクリプション(価格未定)。提供開始は2025年秋(予定)。