2025年08月01日 12:57

AI予防医学研究所は、朝日生命保険相互会社、テクノクラフトと、8月1日より、3社合同で認知症リスクの早期発見の啓発のための実証実験を開始する。

朝日生命は、介護・認知症に備える商品として「あんしん介護」シリーズを提供。また、2020年には認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)を保障する「軽度認知障害保障特約」を発売している。AI予防医学研究所は、認知症の予防医療事業を行う東京大学発スタートアップ。コア技術としてAIを活用した認知障害リスク評価モデル「AICOG(アイコグ)」を有し、人工知能を活用した革新的な予防医学ソリューションを提供することで、健康管理の未来を形作ることを目指している。テクノクラフトは、2024年11月よりAI予防医学研究所と業務提携し、将来的に認知症分野における「予防・リスク予測・発症対策・発症後のGPSの見守り」までの一気通貫したサービスを展開するべく、サービス開発を行っている。

今回、認知症リスクの早期発見の啓発を目指し、3社合同で、認知障害リスク判定AI「AICOG」を活用した実証実験を行う。実証実験では、朝日生命の営業職員が、顧客に向けて、AICOGを利用できる機会を案内する。この活動を通じ、顧客に対し認知症リスクの早期発見の啓発を行うとともに、職員による顧客の反応のフィードバック等を行っていく。本プロジェクトでは、AI予防医学研究所がAICOGのシステムの提供、テクノクラフトがデータ集約やAICOGのサービスである推定データ・オーダーメイド運動・食事アドバイスシートの発行等を担当する。