2025年07月24日 15:39

宿泊業の新星A Cabin Companyは、日本初となる自然音 × 定額制のウェルネスキャビン「Sound Haus(サウンドハウス)」を、千葉県いすみ市にて8月9日に正式オープン。都市生活者が、まるでヨガやピラティスの会員制クラスに通うように、月額1万5000円で、「聴覚から整える」新たな宿泊体験を提案する。
都市化、情報過多、分業化が進む中、自然や一次産業から切り離された都市生活は、身体・感情・思考を分断し、疲労や不調を日常化させている。休日も人混み、ホテルは高騰、予約は争奪戦。ふと気づけば、「整う場所」がどこにもない…。「Sound Haus」は、そんな都市生活者の疲れの根本に着目し、サウナや美術館巡りのように感覚を取り戻す行為を、もっと身近に・もっと継続的に提供する宿泊体験として設計された。
「Sound Haus」の最大の特徴は、都市生活によって鈍化した感覚を回復させる空間設計。あえて「絶景」として選ばれがちな海の眺望を排除し、空と草原のみが視界に広がる限定的な設計を採用した。これにより、視覚の情報量を最小限に抑え、自然との深い一体感を促す。音環境にも徹底的にこだわり、波音、風が草木を揺らす音、鳥のさえずりといった自然のブラウンノイズだけが響く静寂を実現。人工的な音は一切排除されており、耳に入るすべてが自然本来の音となっている。
月額1万5000円(税込)で毎月1泊できる完全サブスクリプション制。登録はこちら(ウェイトリスト登録)。