2025年07月17日 20:38

ルビ財団と絵本ナビは、絵本ナビが運営するデジタル絵本読み放題サービス「絵本ナビプレミアム」において、子ども自身が操作する「キッズビュー」での絵本等の作品紹介の文章にルビ(ふりがな)を付けることができる機能(ルビフルボタン)を公開した。
タブレット等の普及により、子どもが自分で操作して本に出会うサービスが生まれてきている。子どもの本のサブスクである「絵本ナビプレミアム」でも、子ども自身が操作する「キッズビュー」機能を用意し、絵本等を好きに選べるようにしている。しかし、作品の紹介文は大人向けに書かれていて、漢字ばかりで子どもは読めず、次にどの本を読むかは「表紙画像を見て決める」しかない状況だった。紹介文をひらがなで再構成する試みはコスト負担が大きく、またひらがなだけの文章はかえって読みにくいという問題があった。
「ルビフルボタン」を押すと、作品紹介文部分に自動でルビが振られ、「総ルビ」の状態になる。これにより、ひらがなが読める子どもは、作品紹介文を読むことができ、なんとなくでもどんな作品なのかがわかるようになる。読み放題のサブスクサービスですので、面白そうなら読んでみる、興味がもてなければ他の作品に移る、ということができるようになる。
本機能により、絵本ナビプレミアムに掲載している5000作品以上の紹介文に自動的にふりがなが振られることになり、子どもと本との出会いが後押しされる。
絵本ナビプレミアム料金は、月額1480円(税込)。年額1万4800円(税込)。