2025年07月16日 10:03

朝日新聞社は、7⽉16⽇〜9月17日まで、森アーツセンターギャラリーにて、「トーベとムーミン展~とっておきのものを探しに~」を開催する。

「ムーミン」の生みの親で、絵画、風刺画、漫画、絵本、小説など多方面に才能を発揮したアーティスト、トーベ・ヤンソンさん(1914-2001)。本展では、初期の油彩画や第二次世界大戦前後の風刺画、ムーミン小説・コミックスの原画やスケッチ、愛用品など約300点を通して、トーベさんの人生と創作世界を振り返る。会場では、「ムーミン」の世界を体感できるような演出や、日本ではあまり知られていないトーベさんの壁画も紹介する。

本展は「トーベ・ヤンソン」と「ムーミンと仲間たち」の2章構成。第1章では、トーベ・ヤンソンさんの油彩画や愛用品、「ムーミン」小説やトーベさんが表紙を描いた雑誌「ガルム」のほか、1950年代に精力的に取り組んだフィンランド各地の公共施設のためのアートも紹介する。第2章では、小説やコミックス、絵本など多岐に展開した「ムーミン」シリーズの原画やスケッチなどを展示。何度も書き直されたスケッチや繰り返し描かれたモチーフからは、創作の背景が伺える。

観覧料は、平日:一般/大学・専門学生2300円、高校・中学生1500円、小学生800円、土日祝日:一般/大学・専門学生2500円、高校・中学生1600円、小学生900円(すべて税込)。会期は7月16日~9月17日。会場は、森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)。

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