大田区および大田区商店街連合会は、パーソルイノベーションが運営する副業人材マッチングサービス「lotsful」と連携。販売戦略の立案や販促活動を担う副業人材の募集を、6月27日より開始する。

大田区商店街連合会と「lotsful」は、2021年度より「大田区商店街課題解決支援プロジェクト」として、副業人材との交流を通じて商店街を中心とした地域課題の解決に取り組んできた。2024年度からは、外国人の団体旅行者向けの体験プログラム造成や販売戦略の立案・実行支援など、区内事業者におけるインバウンド対応を後押ししている。

2025年度は、これらの取り組みの成果を踏まえ、地域事業者が自ら継続的に運営できる自走体制の構築を目指し、事業のさらなる深化を図る。支援対象を商店街だけでなく町工場などにも広げ、より多様な大田区内事業者を対象とする。具体的には、販売戦略の再設計、販促資料・マニュアルのブラッシュアップ、オンライントラベルエージェント（OTA）への展開支援など、実践的かつ持続可能な支援を提供する予定。

今年度も昨年度と同様に4店舗を支援対象とし、1店舗ごとに個別支援を行うことで、各店舗が自立してインバウンド対応を推進できる体制づくりを目指す。また前年度に作成したマニュアルを基に、OTA展開に特化した内容へのアップデートも実施し、今後の横展開や区内全体の組織力向上につなげていく。詳しくはこちら。