山一屋の100 %出資会社・楽ポケは、7月10日から近鉄百貨店 上本町店8階家庭用品売り場にてポップアップストアを開催する。期間中は、「J.Make（ジェイメイク）」の箱庭を実際に見ることができ、購入できる。

「J.Make」では、庭とエクステリア製品の専門メーカー「山一屋」で使用する素材の端材を活用することで、持続可能な社会へ貢献。さらに利用者にサステナブルな暮らしを提案することを目的として誕生したブランド。焼杉板・黒竹・竹穂など和の天然素材は、近年、入荷量も限られ、製作時に出る端材ひとつひとつも貴重な資源となっている。同社はそれらを単に廃棄するのではなく、新たな価値を与え、社会や環境に配慮したプロダクトへと再生させている。

このたび用意する箱庭は3点。本物の庭づくりで使用する素材を詰め込んだ、職人の手仕事によって一つひとつ丁寧に仕上げた、焼杉板の箱。その中に、味わい深い素材を配置して小さな庭を仕上げていく。好きなパーツを配置して、思い描く箱庭を自由にデザインすることができる。

「玉手箱」では、浮彫り加工を施した焼杉板の木箱に、紀州景石と黒竹の穂先、紀州備長炭を丁寧にあしらった。森の中に佇むような神秘的で力強さを感じさせる。販売価格1万3200円（税込）。そのほか、「枯山水」を演出できる「砂紋」、ほのぼのとした和やかな自然の風景を表現した「箱庭日和」を用意。店頭販売を行なっていないため、特別なラインナップとなっている。