2025年06月16日 09:06

ノーコード総合研究所は、Webアプリ開発ツール「Bubble」とAIプロダクト開発ツール「Dify」を組み合わせた受託開発を開始した。ノーコードとAIを融合し、AIアプリやAIチャットボットなどを作りたい企業の支援を強化していく。

生成AIを使ったプロダクト開発へのニーズは急速に高まる一方、モデル選定や学習設定、DB構築など専門知識が多岐にわたり、社内リソースや予算が限られる企業には着手する障壁が高いのが現実だ。外部委託は高額で仕様確定まで時間を要し、市場変化に遅れが生じる恐れもある。こうしたギャップを埋め、アイデアを短期間で形にして検証できる仕組みが強く求められている。

ノーコード総合研究所は、UI部分をノーコードツール「Bubble」、AIロジックを「Dify」で構築する開発フローでサービスを提供する。これにより少人数でも短期間で本番水準のAI プロダクトを開発でき、開発コストと開発期間の大幅削減が可能になる。ユーザーは専門知識や大規模な投資を必要とせずに、要件定義からローンチまでをスムーズに進められるようになる。

Bubble×Difyを組み合わせることで開発期間と費用を抑えつつAI搭載プロダクトを素早く公開でき、企業にとっては、顧客対応の品質向上と業務効率化が期待される。今後はBubble×Difyを活用したAIプロダクトの受託開発を通じて、国内企業の業務改革と生産性向上に貢献していく。