2025年06月13日 09:48

成田空港に関する四者協議会は、「「新しい成田空港」構想」の新名称について、「成田空港第2の開港プロジェクト」に決定した。
成田空港に関する四者協議会は、国土交通省・千葉県・空港周辺9市町・成田国際空港の四者で構成し、成田空港の機能充実と、地域との共生の推進に向けた課題について協議することを目的としている。
成田空港における、B滑走路の延伸及びC滑走路の新設などを含む「更なる機能強化」および新旅客ターミナルの整備や貨物施設の集約などを含む「「新しい成田空港」構想」の総称(愛称)については、4月18日~5月23日にかけて公募を実施したところ、379点の応募があった。この新名称については、今回開催された「成田空港に関する四者協議会」にて、「成田空港第2の開港プロジェクト」に決定した。
選定理由は、1978年に成田空港が開港して以来のビッグプロジェクトであることがわかりやすく、かつ新滑走路の整備などにより、空港敷地面積も約2倍、発着容量も2024年度実績の約2倍である50万回となることなどから、「2」という数字を効果的に使った名称として採用した。
新名称については、既存名称の「更なる機能強化」、「「新しい成田空港」構想」を総称する名称として、これまで併記していた文書等について新しく使用していく。特に「「新しい成田空港」構想」については、「更なる機能強化」が前提にあるプロジェクトであり、その名称からして総称的なイメージがあることから、過去の検討会や既存のホームページ等の利用を除き、新たな総称を使用していく。