2025年05月23日 12:53

日本材料技研は、同社が取り扱う次世代導電性材料「Ti3C2Tx MXene」の特設Webサイトを公開した。
二次元層状化合物であるMXenesは、2011年に米国ドレクセル大学で発明された、異方性を持つナノシート形状の材料。遷移金属と軽元素を組み合わせることで異なる特性を持つMXenesが報告されており、同社は特にチタンと炭素からなる優れた導電性や分散性を示す「Ti3C2Tx MXene」に着目し、粉末や分散液の製品を提供している。高い導電性や分散性を活かし、透明導電膜や高性能デバイスへの応用が期待されている。
「Ti3C2Tx MXene」に関して多くの問い合わせがあることを受け、より充実した情報を提供することを目的として本サイトを開設した。本サイトでは、「Ti3C2Tx MXene」の特性や期待される応用分野、製品ラインアップなどをわかりやすく紹介する。主なコンテンツは、「MXenesとは」「Ti3C2Tx MXeneに期待される機能」「Ti3C2Tx MXeneの応用分野」「Ti3C2Tx MXene製品」「MXenesとオープンイノベーション」「問い合わせフォーム」などで、優れた導電性や分散性を示す次世代材料「Ti3C2Tx MXene」の特性を紹介している。