2025年05月22日 12:15

Bamooveは、岐阜県高山市の伝統的建造物群保存地区に位置する築256年の町屋建築を活用した新商業施設「蔵の町 飛騨天領」の企画・リーシングを受託し、テナント募集を開始した。本施設は、既存の歴史的建造物に新築棟を加えた全12区画で構成され、現在テナントを募集しており今年秋に開業予定。5月初旬に新築棟の工事が完了し内覧も随時可能となっている。
飛騨高山の観光と言えば、世界遺産でもある白川郷を思い浮かべる人が多いが、この旧高山市でもある高山市街は本当に多くの観光客が訪れる。高山市街地を含む高山地域の年間の観光客数は350万人を超え、この数字は、上野動物園の約320万人や沖縄美ら海水族館の約300万人を超える人が訪れているということになる。
伝統的建造物群保存地区にも指定される高山市街地。その伝統的建造物群保存地区にある築256年の建物が今回の対象物件で、かつては、ロウソクや日本髪を結うときのビンツケ油を商っていた豪商平田家の邸宅兼店舗だった。今回は、その伝統的建造物に新築棟を加えて、12区画の商業施設を計画しており、そのテナント募集を開始する。
コンセプトは、Traditional(伝統)×Fashion(ファッション)×Pleasure(楽しみ・喜び)。この3要素を大切にし、洗練されたワンランク上の観光地高山のハブ施設を目指す。