2025年05月21日 15:39

全国各地の薬局による研修プログラム「マワレ」は、2023年1月に3社による在籍出向型研修に関する業務提携により開始した。その後2社を加え、5社での運営を行ってきたが、このたび新たに4社が参画。参画企業が計9社に拡大した。

地域や法人の垣根を越えた「越境学習」を実現し、単なる研修にとどまらない、企業間の共学・共創・共育システムとして注目を集める本プログラム。大きな転換点を迎える薬局業界において、新たな企業成長・人材育成の手段として、2023年より実績と成果を着実に積み上げている。このたび連携企業を拡大し、新たなフェーズへ突入した。

「マワレ」は、全国各地の特色ある取り組みを行う薬局が、企業間の信頼関係を基盤として在籍型出向に関する業務提携を締結し、協働するプロジェクト。特徴は、「在籍型出向」。自社に所属する社員を在籍しながら他企業へ在籍型出向を行う。出向期間は1カ月~数カ月程度。出向前には、出向に関わる双方の企業のコーディネーターが出向者・出向者上長にヒアリングを行い、目的や課題を明確にした上で出向を行う。出向社員にとっては、転職せずとも、他企業・別地域での就業経験、生活体験を得ることができる。

また「ノウハウシェア 」として、主にチャットツールのSlackを用いたオンラインでの日常的な交流や各企業の研修会の公開、職種別交流会などを実施。オフラインでは実地での各社視察などでノウハウシェアを行い、参画企業間の相互成長に繋がっている。詳しくはこちら