2025年05月21日 09:35

島根電工は、5月19日、同社初となる外国人新入社員として、ベトナムからの技術者8名を正式に迎え入れ、入社式を執り行った。
島根電工は、1956年の創業より、電気設備・通信設備・給排水衛生設備・空調設備の設備工事を通して、地域のインフラを支えてきた。
ベトナム人技術者の入社は、国内の理工系人材獲得競争が激化する中、グローバルな視点で優秀な人材を確保し、多様な価値観を取り込むダイバーシティ推進の重要な一環となる。新入社員が安心して日本での生活と業務を開始できるよう、入社に先立ち、4月23日にベトナム・ハノイ市、4月25日にホーチミン市にて、新入社員とその家族を対象とした現地懇談会を実施した。この懇談会には、ベトナム人新入社員8名とその家族13名、島根電工からは社長の野津さん、役員、人事担当者、および配属予定部門の責任者が参加した。島根電工の会社概要、具体的な業務内容、充実した福利厚生、快適な社宅、そして日本での生活を全面的にサポートする体制について、写真や動画を交えながら具体的に説明を行い、家族の不安解消にも努めた。
入社式では、社長より新入社員への歓迎の言葉と共に、同社の理念や今後の期待が伝えられた。新入社員8名は、約1カ月間社内で専門分野を含む集合研修を受け、その後配属先において同社の重要な戦力として活躍することが期待されている。