2025年05月16日 09:08

SI&Cは、厚生労働省より公表された「人材の確保・定着に成功した企業の取組事例集」において、同社子会社のエーエスエル(ASL)の採用活動および採用後の取り組みが好事例として掲載された。
近年、働き方の多様化や技術革新により、中途・経験者採用の需要が高まっており、厚生労働省は労働者のキャリア形成や再挑戦を支援するために、採用に向けた環境整備を進めている。その一環として、企業における中途採用・経験者採用に役立つ取組事例(好事例)や情報公表に関する取組事例の周知をおこない、「人材の確保・定着に成功した企業の取組事例集」を紹介している。
ASLは、アプリケーションの設計・開発や各種インフラの設計・構築のほか、コンサルティングサービスなどを展開しているIT企業。ASLではエンジニアファーストの姿勢をモットーに、求職者への丁寧なヒアリングと正確な情報開示に努め採用活動をおこなっている。
面接時は、求職者の持つスキルと本人がやりたいことのヒアリングを実施。内定承諾後は、改めて面談を設定し、面接時には正直に伝えづらかった希望する働き方や仕事内容をより具体的に聞き取り、希望に沿う顧客常駐先をアレンジする等、採用者と相談しながら詳細を決定。採用後は、各エンジニアに営業担当者がサポートにつき、3カ月に一度はランチミーティングを実施し、常駐現場の人間関係や職場の不満等を吸い上げる仕組みを設け採用マネジメント体制を確立。上記取り組みの結果、期初の採用目標を達成、中途採用者の3年後定着率も約90%と、安定した人材の確保・定着へと繋がっている。