2025年03月07日 12:39

豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は、3月、ゾウについて楽しく学べる「のんほいゾウオロジー2025春」を開催する。

のんほいパークのゾウ飼育の歴史は古く、前身の「豊橋市動物園」が開園した1954年に雌のアジアゾウ「豊子」の飼育を始めて以来、70年以上にわたって飼育を継続している。現在、公立の動物園では国内最多のアジアゾウ計6頭がいて、国内最大級の広さを誇る放飼場とプールで「群れ飼育」に取り組んでいる。自然界では生息数の減少により絶滅が危惧されているアジアゾウ。のんほいパークは繁殖にも積極的に取り組んできた。

「のんほいゾウオロジー2025春」のテーマは「飼育と研究」。3月8日・9日は、飼育員が行うゾウの行動観察について来園者が体験できるコーナーを設置。来園者がアジアゾウの「ドローナ」の行動をじっくり見て、ボードに記録する。行動観察記録用ボードはゾウ放飼場周辺の池側サルデッキ前とビューイングシェルター前の2カ所に設置する。翌週の3月15日には、園内ひだまり交流館を会場に飼育員が普段行うゾウの行動観察と分析、動物福祉向上についての取り組みを解説する。これまでの調査研究の結果や、来園者による行動観察の結果を使って、わかりやすく話をする。

参加費は無料(入園料と駐車料金は別途必要)。開催日時は、3月8日・9日、各日9時~13時、3月15日10時30分~11時30分。場所は、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)(愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238)。

のんほいパーク